宮崎市の歓楽街「ニシタチ」にある青空ショッピングセンター。
2023年7月の大雨の影響で、青空ショッピングセンターの建物の一部が倒壊しました。
建物の老朽化が原因ですが、なぜ撤去しないのでしょうか?
理由は、
建物の所有者の所在不明・未相続
です。
そこで、青空ショッピングセンターの撤去できない理由や原因を詳しく調査しました。
今回は現在の青空ショッピングセンターはどうなっているのか?
本記事の内容は以下の通りです。
ポイント
- 【宮崎】青空ショッピングセンターはなぜ撤去しないのか?
- 【宮崎】青空ショッピングセンターの現状は?
- 【宮崎】青空ショッピングセンターについて
- まとめ
では、早速見て行きましょう!
本記事は約2分で読めます。最後まで読んでみて下さいね。
【宮崎】青空ショッピングセンターはなぜ撤去されないのか?
青空ショッピングセンターはなぜ撤去されないのか?
撤去できない理由や多くの課題があります。
最大の理由は、
長屋の所有者80名中
※青空ショッピングセンターは、人るの建物内に複数の店舗が入る「長屋」作りになっている
- 20名が所在不明
- 30名が未相続
と、言うことです。
古い建物は約築70年で、建物の老朽化も進んでいますが、個人財産のため強制的に取り壊すことができない状況となっています。2023年7月現在も所有不明の方とは連絡がついていません。
問題を解決するのは、法律など多くの壁があります。
青空ショッピングセンターの建物は傾き、屋根が崩れている所もあり、周辺住人からは倒壊するのではないか?と不安の声が上がっています。
その不安の声を察知したかのように、2023年7月上旬の大雨の影響で、青空ショッピングセンターの一部が倒壊しました。現状を見てきました。
【宮崎】青空ショッピングセンターの現状は?
2023年7月6日の大雨の影響で、青空ショッピングセンターの空き家一部が倒壊しました。※写真は2023年7月13日撮影したものです。
宮崎市橘通りから一本西へ入ったところを少し進むと、倒壊現場が見えてきます。
屋根や壁の一部が倒壊し大きく道路にはみ出しています。道路に注意の規制棒が設置してあり車はなんとか通れるスペースはありました。これ以上建物の倒壊が進むと危険だと思いました。
青空ショッピングセンターの中に少しだけ入ってきました。始業していない店舗内は、入り口の戸もない状態で中には物が散乱していました。
今回、倒壊した場所から2軒隣は、営業を続けている店舗がありました。
70年以上豆類などの営業をされている「稲口商店」です。
「昭和20年の終戦直後から市場ができてきているんですよ。青空市場、中央市場、一番長い市民市場の3つの市場ができてました。狭いけど向こうまでずっと通路があって両脇にお店があって青空市場だった。壊れているところは精肉店でした。」
引用元:Yahoo!ニュース
今回の倒壊で、稲口商店の店主も自分の店がいつ崩れるか分からないと心配されています。
これからの時期、大雨や台風の影響を受けて更に倒壊が進む恐れがあります。今後の対応が大きな課題です。
【宮崎】青空ショッピングセンターについて
青空ショッピングセンターの場所は、宮崎市の歓楽街「ニシタチ」にあります。
<地図>
<歴史>
昭和20年、終戦直後からできた市場です。以前は多くの人でにぎわい、最盛期には鮮魚店・野菜店・漬物店など40軒ほどの店舗がありました。
上野のアメ横ほどにぎわいがあり、宮崎市中心の市場として栄えていました。その後、時代背景の流れとともに、スーパーや商業施設ができて、徐々に経営する店舗は減少してしまいました。現在は10店舗が営業されています。
まとめ
青空ショッピングセンターについて、撤去されない理由や現状をまとめました。
個人的には、長年の歴史ある場所をなくして欲しくはないのですが・・・
建物の老朽化・災害などが原因で更に倒壊が進むと大変危険です。青空ショッピングセンターの今後に注目です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。